3か月、ジムに行きませんでした。50代のブランクと、戻り方
50代って色々ありませんか?
私は週2回の筋トレを5年続けています。
でもその5年のなかに、3か月まるまる行かなかった時期があります。
54歳のとき、父が体調を崩して緊急入院しました。
この記事は、その3か月の話です。
どうして行かなくなったのか、何をしていたのか、そして3か月ぶりに行ったときに体はどうなっていたのか。
先に答えを書いておきます。
体は、思ったより落ちていませんでした。
同じような状況にいる方に、いちばん知りたいところを書きます。
【先に結論】3か月休んで分かった3つ

- 休会しなくていい → 「行けたら行こう」で大丈夫
- 筋力は落ちない → 戻ったら重さも扱えました
- 焦らなくていい → 生活が戻れば、自然に戻れます
順番に書きます。
週2回が習慣になっていた、その年でした

そのころ私は、すでに総合型のスポーツクラブをやめて、24時間ジム(エニタイム)に移っていました。
週2回のペースが完全に習慣になっていて、もう続けられる自信があった時期です。
行くのが当たり前になっていました。
そこへ、父の入院です。
ジムに行っていた休日は、病院へ通う日になりました。
最初の1か月は、あっという間でした
はっきり言うと、最初の1か月は、ジムのことを考えてもいませんでした。
頭がそれどころではなかったんです。
ジムに行くことは、自然に後回しになりました。
というより、選択肢にすら入っていなかった。

そういえば、ジム行けてないな
そう頭に浮かんだのは、1か月が過ぎたあとでした。
それでも、休会はしませんでした
こんなに長い入院になるなんて思ってもいなかったんです。
そして会費は毎月かかります。
行っていないのに払い続けるのは、もったいない気もしました。
でも、休会の手続きはしませんでした。
理由は単純で、「行けたら行こう」と思っていたからです。
休会してしまうと、そこで一区切りついてしまう気がした。
結果としては、落ち着くまでそのままでした。
3か月分、行かないまま払ったことになります。
でも、これでよかったと思っています。
戻る場所を、なくさずに済みました。
時間がなかったわけではありません

行こうと思えば、行ける日はありました。
ゼロではなかったんです。
それでも行かなかった。
理由は、こうとしか言いようがありません。
気持ちが、まったくジムに向かなかった。
家族のことで頭がいっぱいのときに、自分の体づくりのことなんて考えられませんでした。
5年のなかで、いちばんくじけそうだった時期です。
戻れたきっかけは、やる気ではありませんでした

3か月後、私はまたジムに通い始めました。
きっかけは、特別なことではありません。
父が退院して、病院通いがなくなった。
それだけです。
休日が、また自分の時間に戻りました。
生活が元に戻ったから、私も戻れた。
順番としては、そちらだったと思います。
気持ちが先に戻ったわけではありません。
もし、いま行けていない方がいたら、これだけは言えます。
やる気が戻るのを、待たなくていい。
状況が変われば、たいてい戻れます。
気持ちのほうが先に戻ることは、そんなにありません。
3か月ぶりのジムで、何が起きたか

ここがいちばん知りたいところだと思うので、正直に書きます。
行く前に不安だったこと
前と同じトレーニングができるかどうか。それがいちばんの不安でした。
3か月も空けたら、重さは落ちているだろう。フォームも忘れているかもしれない。

また一からやり直しかも
意外なことに、ジムに行くこと自体への緊張はありませんでした。場所にも人にも慣れていましたから。
不安だったのは、自分の体のほうです。
気をつけたこと
久しぶりだったので、ケガをしないように気をつけながらやりました。
いきなり前と同じつもりでやらない。
動きを確かめながら。
ここは慎重にいきました。
やってみたら、こうでした
結果を書きます。
心配していたことは、起きませんでした。
重さも、そこそこ扱えたんです。
これは本当に意外でした。
3か月も休んだのだから、がくっと落ちているものだと思っていました。
でも、そうではなかった。
体型も、そこまで変わっていませんでした。
だから、元に戻るのはすぐでした
拍子抜けするくらい、あっさり戻りました。
そして、こう実感しました。
3か月休んでも、問題ない。
これは、5年やってきて得たいちばん大きな安心のひとつかもしれません。
休むことを、必要以上に怖がらなくてよくなりました。
なぜ、体型が変わらなかったのか

これは私なりの考えですが、食事が乱れなかったからだと思っています。
トレーニングは3か月止まりましたが、食べ方は変わりませんでした。
朝はいつものプロテインの朝ごはん。
この時期も、ちゃんと食べていました。
お昼は、作り置きのお弁当です
お昼のお弁当も、いつもどおりでした。
私は職場にお弁当を持っていきます。
しかも毎日作るのではなく、休みの日に5食分まとめて作って、冷凍しています。
中身は高タンパク・低脂質を意識したもの。
前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、持っていくだけです。
(この作り置きの話は、いずれ別の記事にくわしく書きます)
水は、1日2リットル
もうひとつ、変わらなかったことがあります。
水を1日2リットル飲む。
これは何年も続けている習慣で、あの3か月も変わりませんでした。
意識してがんばっているわけではなく、もう体が慣れています。
でも、我慢はしていません
こう書くと、きっちり管理している人みたいに見えるかもしれません。でも、違います。
チョコは毎日食べています。
私は食後に食べてます!
ダラダラ食べることはしません。
そして、休みの日の外食は、思いっきり食べます。
カロリーなんて考えません。
食べたいものを、食べたいだけ。がっつり食べます。
そのかわり、平日の朝とお昼は決まっている。
この形が、私には合っていました。
毎日きっちりやるより、「決まっている日」と「好きにする日」を分けるほうが続きます。
3か月のあいだも、そこは変わりませんでした。
続けられたのは、簡単だったからです
ここは、あとになって気づいたことです。
あの朝ごはんは、混ぜて、レンジで2分。
それだけです。
だから、頭がいっぱいの朝でも手が動きました。
もしこれが手のかかる料理だったら、確実にやめていたと思います。
お弁当も同じです。毎朝作っていたら、あの時期は一週間ももたなかったと思います。
つまり、こういうことです。
手間のかからない習慣が、こういうときに役立つ。
余裕のあるときは、多少面倒なことも続きます。
でも本当に大変なときに残るのは、簡単なものだけです。
3か月で分かったことのひとつでした。
動かない期間があっても、食事が崩れなければ、そこまで大きくは変わらない。
私の場合はそうでした。
歩いてもいませんでした
ここは格好悪いところも書いておきます。
「ジムに行けないぶん、歩くようにしていました」
と言えたらよかったのですが、違います。
この時期は、ほとんど歩きませんでした。
普段の私は車に頼らない生活をしているのですが、この3か月だけは通勤にも車を使っていました。
何かあったら病院に向かえるように、緊急に備えて車通勤していました。
つまり、運動らしい運動は本当にゼロでした。
そのうえで、体型は大きく変わらなかった。
いま同じことが起きたら、どうするか
最後に、いちばん正直なところを書きます。
もし、いま同じことが起きたら。
やっぱり、行けないと思います。
状況にもよります。でも、あのときと同じ状況なら、私はまた3か月行かないでしょう。
入院だけではありませんでした
これは、経験しないと分からないことで、
大変だったのは、病院に通うことだけではないんです。
- 父が住んでいた住居の撤収
- 病気に必要な役所の手続き
こういうものが、次から次に出てきます。
そして私はフルタイムで働いています。
平日は動けません。
休日しか動けないんです。
その休日が、全部そこに消えていく。
体力も気力も、本当にキツい時期でした。
これは、50代あるあるだと思います
私だけの特別な話ではありません。
周りの友人にも、親のことで動かなければいけない人がたくさんいます。
50代というのは、そういう年代なんだと思います。
自分の体をどうこうする前に、やらなければいけないことが降ってくる。
だから、もし同じ状況で運動が止まっている方がいたら、それは意志が弱いからではありません。
優先順位が変わっただけです。
まとめ
覚えて帰ってほしいのは、3つだけです。
- 休会しなくていい → 「行けたら行こう」で大丈夫
- 筋力は落ちない → 戻ったら重さも扱えました
- 焦らなくていい → 生活が戻れば、自然に戻れます
私は3か月まったく行きませんでした。
歩きもしませんでした。
それでも、戻ったらあっさり戻りました。
大切な人のことで頭がいっぱいのときに、「筋トレを続けなきゃ」と自分を責める必要は、まったくありません。
大事なのは、そのあと戻れるかどうかだけです。
完璧じゃなくていいんです。
休んでも、また行けばいい。



