意志は強くありません。それでも筋トレが5年続いた理由
週2回の筋トレを、5年続けています。
こう書くと、意志が強い人だと思われそうです。でも、まったく違います。
何度もサボりました。
行こうと決めていた日に行かなかったことは、数えきれません。
それどころか、3か月まるまる行かなかった時期もあります。
それでも、いま続いています。
この記事では、なぜサボったのか、なぜ戻れたのか、いま何が支えているのかを正直に書きます。
根性の話は出てきません。
【先に結論】5年続いた理由は3つ

- 迷う時間帯を、やめた → 決断の回数を減らす
- 休む日は、罪悪感を持たない →「行けなかった」ではなく「休む日」
- チョコをやめたくないから → 我慢するより、食べても平気な体をつくりたい
順番に書きます。
車の中で、毎回迷っていました
いちばんサボっていたのは、ジムに通い始めたころです。
48歳、総合型のスポーツクラブに入会した時期。
当時は仕事終わりに行っていました。
そして毎回、車の中でこう思うんです。

今日はなんだか疲れたなぁ、帰ろうかなぁ
この気持ちが頭に浮かんだ日は、かなりの確率でサボりました。
一日働いたあとの体で、「これからジムに行く」と決めるのは、思っている以上に大変です。疲れているときに決断を迫られると、人は楽なほうを選びます。
私も選びました。
「とりあえず行く」が、分かれ道でした

それでも、できるだけこう決めるようにしていました。

とりあえず行くだけ行こう
中身は問わない。行けば合格。
だから、お風呂だけ入って帰った日が何度もあります。
マシンに1つも触らずに、着替えて、湯船に入って、帰る。
当時は「今日は何もできなかった」と思っていました。
でも、いま振り返るとあれでよかったんです。
行かなかった日は、次も行きにくくなります。
お風呂だけでも行けば、「行った」という事実が残る。
その積み重ねが、習慣になっていきました。
中身より、行った回数のほうが大事だった時期があったということです。
それでも、3か月まったく行かない時期がありました

54歳のとき、父が体調を崩して緊急入院しました。
すでにエニタイムに移って、週2回のペースが完全に習慣になっていたころです。
もうジムに行く習慣はできている時期でした。
ジムに行っていた休日は、病院へ通うようになりました。
そこから退院までの3か月間、私は一度もジムに行きませんでした。
ここではっきりさせておきたいことがあります。
時間が取れなかったわけではありません。
行こうと思えば、行ける日はありました。
でも気持ちが、完全にジムに向かなかったんです。
家族のことで頭がいっぱいのとき、自分の体づくりのことなんて考えられない。
そういう時期は、たぶん誰にでもあります。
この3か月が、5年でいちばんくじけそうだった時期でした。
戻れたのは、父が退院したときでした
特別なきっかけがあったわけではありません。
父が退院して、病院通いがなくなった。それだけです。
休日が、また自分の時間に戻りました。
気持ちが戻るのを待っていたわけではないんです。
生活が元に戻ったから、私も戻れた。
順番としては、そちらだったと思います。
だから、いま行けていない方に言えることがあるとすれば、これです。

無理にやる気を戻さないでいいんじゃない。
状況が変われば、たいてい戻れます。気持ちのほうが先に戻ることは、そんなにありません。
3か月ぶりに行って、意外だったこと
正直、ゼロからやり直しになると思っていました。
でも、行ってみたら急に体が変わった感覚はなかった。
トレーニングもいつもの重さでちゃんとできた!

久しぶりだったから入念にアップからやってみました
そう!筋肉がなくなっていたわけでもないし、動き方も体が覚えていました。
3か月休んでも、ゼロには戻らなかったんです。
だから、休むことをそんなに怖がらなくていいと思います。
大事なのは、「また続けよう」と思えるかどうかでした。
いま思うこと
もし同じ状況の方がいたら、休んでいいと思います。
大切な人が入院しているときに「筋トレを続けなきゃ」と自分を責める必要は、まったくありません。
優先順位が変わるのは、当たり前です。
大事なのは、そのあと戻れるかどうかだけです。
いま続いている仕組み
1. 迷う時間帯を、やめました
いちばん大きい変更はこれです。
仕事終わりから、休みの日の朝から午前中に変えた
エニタイムに移ってからです。
私の休みは、平日に1日と、日曜です。
その2日の午前中に行くと決めました。
理由は単純で、朝は迷わないからです。
疲れていない。決断の体力が残っている。
「行こうかな、やめようかな」という時間そのものが発生しません。
続かない原因が「意志」ではなく「時間帯」だった、というのが私の結論です。
車の中で毎回迷っていたあの時間を、なくしただけでした。
2. 行く日を、決めました
曜日と時間を決めてしまう。予定として入れてしまう。
決めると、習慣になる
「今日は行く日だから行く」で済むので、その都度考えなくてよくなります。
(この話は別の記事にも書きました。メニューより先に、行く日を決めてください。)
3. 休む日は、罪悪感を持たない
これが3つ目で、たぶんいちばん効いています。
予定が入って行けない日は、当然あります。
そういう日は
割り切って「休む日」にする
- 「行かなきゃ」と思わない
- 「今日は行けない、どうしよう」とも考えない
- 入ってしまった予定を、楽しむ
罪悪感を持ちながら別のことをするのが、いちばん無駄だと思うようになりました。
楽しめないし、結局ジムにも行っていない。
どちらも失って損した気持ちになるだけ。
行かない日は、行かない日として過ごす。
それだけです。
4. 好きなものを、持ち込む
小さいことですが、効きます。
- 好きな音楽を聴きたくて、Appleのワイヤレスイヤホンを買った
- ウェアはゼクシィミックス(韓国のブランド)を買ってみた
「トレーニングのため」ではなく、「新しいウェアを着たいから行く」という日があってもいいと思っています。
理由は何でもいい。行けばいいので。
何かを少し変えると気分転換にもなりますよね。
5. ひとりでやっていても、人からもらう
私は基本、一人でトレーニングしています。誰かと約束して行くタイプではありません。
それでも、人から受け取っているものはかなりあります。
ひとつは、YouTubeです。
筋トレを頑張っている方の動画を見ます。そもそも私が「なりたい体」を見つけたのも、ビキニフィットネスの選手の動画がきっかけでした。
自分と同じことをしている人が、画面の中にいる。それだけで、行く気になります。
もうひとつは、実際の仲間です。
パーソナルトレーナーさんでも、同じジムでよく見かける人でも、友達でもいい。
筋トレしている人が周りにいると、続きます。
私も何度か、友達と一緒にトレーニングしたことがあります。
あれは、かなり刺激を受けました。
人がやっているのを間近で見ると、自分のクセが分かります。
使ったことのないマシンを教えてもらえます。
一人では絶対に選ばない重さに挑戦したりもする。とても勉強になりました。
たまに誰かと一緒にトレーニングは、モチベーションがあがります!
家族が、当たり前だと思ってくれている
子どもたちにとって、いまや私は「筋トレしているお母さん」です。
それが当たり前になっていて、協力的ですし、続けている姿を応援してくれます。
これは、思っている以上に支えになります。
そして子供たちも別のジムへ通っているそうです。

私に影響されたかはわかりませんが、もしそうなら嬉しい
成長した子どもたちと共通の話題ができて、筋トレが当たり前になりました。
毎日チョコを食べたいから、続けています

最後に、いちばん正直な動機を書きます。
私は、甘いものをやめたくありません。
好きなものを食べてる時って幸せですよね。
だからやめたくないんです。チョコは毎日食べています。
だったら、どうするか。
食べても平気な体を作ればいい。
筋肉をつけて、基礎代謝を上げておく。
そうすれば、

毎日チョコを食べても太らないんじゃない?
これは私の考えです。専門家に言われたわけではありません。
でも、この考え方に変えてから、続くようになりました。
我慢する理由がなくなったからです。
だから、戻るのが怖い
続けていると、行かなくなることが怖くなります。
でもその怖さの中身は、体型のことだけではありません。
我慢しなきゃ、どうしよう食べちゃった…というマインドに戻るのが嫌なんです。

このくらいなら食べたって大丈夫!
楽なんです。
好きなものを食べ続けるために、続けている。
前向きなのか後ろ向きなのか分かりませんが、これが本音です。
そして、これがこの記事の結論でもあります。
まずは行く。まずは続ける。
最初のうちは、行くことそのものを目標にすればいい。
お風呂だけでも構いません。
まとめ
覚えて帰ってほしいのは、3つだけです。
- 迷う時間帯を、やめる → 続かないのは意志ではなく、時間帯のせいかもしれません
- 休む日は、罪悪感を持たない → 行かない日は、行かない日として楽しむ
- まずは行く → 中身は問わない。お風呂だけの日があってもいい
私は何度もサボりましたし、3か月まったく行かない時期もありました。
それでも5年続いています。
意志が強い人だけが続けられるわけではありません。
完璧じゃなくていいんです。休んでも、また行けばいい。
