3年通ったスポーツジムをやめました。続けても痩せなかった、正直な理由
48歳のときに入会したスポーツクラブを、51歳のときにやめました。
3年間、まじめに通いました。
サボった時期もありますが、月に10回はちゃんと行っていました。
それなのに、体型はまったく変わりませんでした。
3年です。3年通って、服のサイズも、鏡に映る自分も、ほとんど何も変わらなかったんです。
今なら、なぜ変わらなかったのかがはっきり分かります。
でも当時は「私は運動しているのに、なんで」とずっと思っていました。
年齢のせいだと思っていた時期もあります。
この記事では、その3年間で私が何をやっていて、何をやっていなかったのかを正直に書きます。
けっこう恥ずかしい話も出てきます。
でも、もしあなたが今「ジムに通っているのに変わらない」と感じているなら、たぶん同じところでつまずいています。
私が3年かけて気づいたことを、もっと早く受け取ってほしいと思って書きました。
まず、通ってはいたんです

言い訳から入るようですが、通ってはいました。
入会したきっかけは、48歳の冬でした。
朝、着替えている最中に、左の肩甲骨の下に激痛が走ったんです。何をしたわけでもありません。
ただパンツを脱いだだけでした。
回復するまで1か月かかりました。
同じ年に家族で、千葉の鋸山(のこぎりやま)に行った時のこと。
途中で完全に息が上がって、子供達について行けませんでした。
あのとき、

「え、なんでついて行けないの?」
そんなはずはないと思う自分と、やっぱり体力落ちてるんだ…と思う自分に混乱しました。
そして後者の自分を認めて、
家からも職場からも車で7分のところにあったスポーツクラブに入会したんです。
マシンもスタジオもプールもお風呂もある、老若男女が通うジム。
初心者大歓迎とだけあって、入りやすい総合型スポーツクラブです。
通うペースは週2〜3回。マシンを順番に一周して、そのあとお風呂に入って帰る。
これが私の定番コースでした。
時にはお風呂が目当てだった日もありました笑
でも、行っていたんです。3年間、ちゃんと。
それでも、何も変わりませんでした
ただ、ジムに通ってます!
そんな日々を続けていくうちに、気づいたんです。
体重はほとんど変わっていません。
それより気になったのは体型です。
二の腕も、おなかも、足も引き締まった様子はない。
脂肪がついたブヨブヨなままだなって思ったんです。

50代だから、もう変わらないんだ
違いました。年齢のせいではありませんでした。
しかも私は、筋トレをしていました
私は有酸素運動が苦手なんです。
心拍数が上がるのが辛くて、やるとしたら歩くことくらい。
なので、マシンでの筋トレが中心でした。
ウォーキングマシンやバイクは、食べすぎちゃったなって時にやるくらいでした。
つまり私は、
「50代は有酸素より筋トレ」という正解を、すでにやっていたんです。
それでも、3年変わりませんでした。
だから、いま筋トレをしているのに変わらないという方にこそ、この先を読んでほしいと思っています。
やっている種目が正しくても、変わらないことはあります。
いま分かる、3年間変わらなかった4つの理由

順番に書きます。どれも、当時の私は指摘されても「え、そうなの?」と思ったはずのことばかりです。
1. 「行くこと」が目的になっていた
いちばん大きいのはこれです。
私にとってジムは、行けば達成でした。
玄関を出て、車に乗って、受付でカードを通した時点で、その日のミッションは完了していたんです。
だからマシンでは、なんとなく体を動かして、汗が少し出たら「今日もやったな」と満足していました。何のためにその種目をやっているのか、一度も考えたことがありませんでした。
これは今でも思うのですが、「行く習慣」と「体を変えるトレーニング」は、まったくの別物です。私は前者だけを3年やっていました。
2. 重さの「正解」を知らないまま、探り探りやっていた
これも正直に書きます。
重さは、まったく変えなかったわけではありません。自分なりに、少しずつ上げてはいました。
問題はそこではなく、どれくらいの重さが自分に必要なのか、まったく分かっていなかったことです。
筋肉をつけるための重さって、あるんですよね。軽すぎれば効かないし、重すぎれば体を痛める。その「ちょうどいい」がどこなのか知らないまま、数字だけを動かしていました。
そして、やってしまいました。
無理をして、肩を痛めたんです。
(48歳のときの肩甲骨の激痛とは別の話です。今度は、ジムでのことでした。)
痛めれば、しばらく休むことになります。休めば、戻ります。戻って、また探り探り。この繰り返しでした。
自己流のいちばん怖いところは、効かないことよりも、ケガをすることのほうだと思います。
あとでパーソナルを受けたとき、トレーナーさんに「まだいけますよ」と言われて上げた重さは、自分ひとりでは絶対に選ばない重さでした。でもそれは、私の体を見たうえで、安全だと判断された重さでした。
自己流の「重い」と、プロが決める「重い」は、まったく別のものだったんです。
3. フォームを誰にも見てもらわなかった
スタッフさんはいました。声をかければ教えてもらえたはずです。
でも、聞けませんでした。
周りにスタッフさんに聞きながら筋トレしている人がいなかった。
50歳近い大人が、マシンの使い方を聞くのは恥ずかしい本気でそう思っていました。
結果、自己流のまま3年です。
あとでパーソナルを受けて分かったのですが、やり方が全然違ってた。
3年間、効かない動きを繰り返していただけだったようです。
4. 記録をつけていなかった
何もつけていませんでした。体重も、種目も、重さも、回数も。
だから、変化していないことにすら3年間気づけなかったんです。
もし1年目に記録をつけていたら、2年目の頭で「あれ、去年と同じことをしている」と気づけたはずです。
記録は、自慢するためではなく、自分の停滞に気づくためにあるんだと今は思います。
やめる決め手になった3つのこと

ひとつめ|近所に24時間ジムができた
エニタイムでした。しかも調べてみると、会費が月1,000円ほど安くなることが分かりました。
近くて、安い。それだけでも十分な理由でした。
ふたつめ|総合型は、長期休館がある
私が通っていたフィットネスクラブはお盆と年末年始に、まとまった日数お休みになります。
でも通う側からすると、いちばん時間があるときにジムが閉まっているんですよね。
正月太りが気になっている時期に、1週間ほど行けない。
連休で「今日こそ行こう」と思った日が休館日。
これが地味に、けっこうストレスでした。
24時間ジムは基本的に年中無休なので、この差は思った以上に大きかったです。
みっつめ|「なりたい自分」が見つかった
そして、これがいちばん大きな理由です。
それまでの私は、「痩せたい」「健康でいたい」という、ぼんやりした目標しか持っていませんでした。
悪いことではないのですが、目標がぼんやりしていると、やることもぼんやりします。
転機になったのは、ビキニフィットネスという競技を知ったことでした。
筋肉をつけて、体のラインの美しさを競う女性の競技です。
YouTubeでたまたま見かけて、そこから選手の方たちがトレーニングしている動画を、よく見るようになりました。
見ていて、素直に思ったんです。綺麗だな、と。
そして同時に、もうひとつ思いました。

どちらかというと、私はこっち寄りだ
私はもともと、モデルさんのように手足が長くて細身の体型ではありません。
それは自分でもよく分かっていました。
ずっと前から分かっていて、だからこそ「痩せる」という目標が、どこかしっくり来ていなかったのだと思います。
雑誌に載っているような細さを目指しても、たぶんあの形にはならない。
骨格が違うんだから。
そう思うと、どこかで諦めのようなものがありました。
でも、ビキニフィットネスの選手たちを見て気づいたんです。
細くすることだけが、綺麗さの答えじゃない。
筋肉をつけて、形を作っていく。そちらのほうが、私の体には合っている。
そう思えた瞬間に、目標がはっきりしました。

筋肉がついて、メリハリのある体になりたい
体重の数字じゃない、
体の線を変えたい、と思ったんです。
不思議なもので、言葉にできた瞬間に、自分に足りないものが分かりました。
目標が具体的になると、必要な環境も具体的になります。
私に必要だったのは、プールでもお風呂でもスタジオでもなく、きちんと重さを扱える場所と、正しいやり方を教えてくれる人でした。
いま振り返ると、ここがあったからパーソナルに進めたのだと思います。
目標がぼんやりしたままだったら、あの金額を払う決心はつかなかったはずです。
そう考えると、やめたというより、移ったというほうが正確かもしれません。
それでも、3年は無駄ではありませんでした

ここは、しっかり書いておきたいところ。
3年間で体型は変わりませんでした。
でも、「ジムに行く」という行為が、私の生活の一部になりました。
これは想像以上に大きな財産でした。
運動習慣がゼロの人がいきなりパーソナルに行っても、契約が終わった時点で全部終わってしまうと思うんです。
私が51歳からのトレーニングを続けられているのは、その前の3年で「行くこと」自体には慣れていたからです。
だから、いま同じ状況にいる方に「3年を無駄にした」とは言ってほしくありません。
手に入れたものが、体型ではなく習慣だっただけです。
退会するときに知っておくといいこと
実務的な話も少しだけ。
締め日があります。 多くのクラブは「当月○日までに申し出れば、その月末で退会」という決まりになっています。
私は、ここで失敗しました。
伝えたタイミングが、ちょうど締め日を過ぎた直後だったんです。月が変わってすぐに申し出たつもりが、間に合っていませんでした。
そのせいで、実際に退会できるのは1か月先。もう行かない1か月分の会費を、そのまま払うことになりました。
やめると決めたら、まず締め日を確認してください。 数日の違いで、1か月分変わります。
休会制度を先に確認してください。
やめてしまうと、戻るときに入会金がまたかかります。「しばらく行けないだけ」なら、休会のほうが安いことが多いです。
引き止めは、思ったより強くありません。
身構えていましたが、実際は用紙に記入して終わりでした。
理由も「生活が変わったので」で通ります。正直に全部説明する必要はありません。
いま「変わらない」と悩んでいる人へ|やめる前に確認したい3つ
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
ジムを変えても、やることが同じなら結果は同じです。
私はそれを3年かけて学びました。
だから、退会を考える前に、この3つだけ確認してみてください。
1. その重さを、根拠を持って選べていますか
なんとなく上げ下げしているなら、3年前の私と同じです。
自分に必要な重さは、一度体を見てもらわないと分かりません。
2. フォームを、誰かに一度でも見てもらいましたか
自己流のまま回数を増やしても、効かない動きが増えるだけです。
スタッフさんに聞くのは、恥ずかしくありません(3年かけて分かりました)。
3. 記録をつけていますか
スマホのメモで十分です。種目・重さ・回数。これだけで、停滞に気づけます。
この3つをやってみて、それでも変わらないなら足りないのは、意志でも年齢でもありません。情報です。
私の場合、その情報を手に入れた場所がパーソナルトレーニングでした。
フォームと重量設定を教わって、初めて体が変わり始めました。

50代でも筋肉はつけられるし、変われます!
いきなり契約する必要はありません。
無料体験や無料カウンセリングで、今の自分の姿勢を見てもらって、何をすればいいか提案してもらうだけでも、3年分の遠回りが減ります。
まとめ
- 3年通っても変わらなかったのは、年齢のせいではありませんでした
- しかも私は有酸素中心ではなく、筋トレ中心でした。それでも変わらなかったんです
- 原因は4つ。行くことが目的化/重さの正解を知らない/フォーム自己流/記録なし
- やめた決め手は、近所の24時間ジム(月1,000円安い)/お盆と年末年始の長期休館/ビキニフィットネスを知って「なりたい自分」が見つかった
- ただし「通う習慣」は残りました。3年は無駄ではありません
- 退会は締め日と休会制度を先に確認。引き止めは強くありません
- やめる前に、重さ・フォーム・記録の3つを確認してみてください
3年かかりましたが、あの回り道があったから今があるとも思っています。
それに、いま振り返ると、私に足りなかったのは根性でも若さでもなく、
「どうなりたいか」がこれが目標になった。
それが決まってから、やることは全部そこから逆算できるようになりました。
完璧じゃなくていいんです。
ただ、同じところで3年止まる必要は、たぶんありません。
